動脈硬化の進行から将来の脳梗塞や心筋梗塞の発症までを予測できる新しい血液検査です。
動脈硬化が進行すると将来の脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まります。
脳梗塞・心筋梗塞発症リスク検査(Lox-index)では、血液中の酸化した「超悪玉コレステロールLAB」と、それを血管の壁に取り込んで動脈硬化を進ませるタンパク質「LOX-1」の量を測定します。検査によって得た測定データを“過去の臨床データ”と照らし合わすことで将来の脳梗塞や心筋梗塞の発症リスクを調べます。
LOX-index値が高いと、心筋梗塞・ 脳梗塞の発症率が高くなることが国内の研究でわかっており、LOX-indexを検査することで、脳・心臓血管疾患のリスクを予測できます。
受診前の注意点
この検査を単独で受けられる場合は、食事制限等がないのでいつでも検査が受けられます。血液検査を1回するだけで検査が気軽にできるのが特長です。
オプションとして他の検査に追加して行う場合は、主な検査の注意事項をお読み下さい。
生活習慣・血管セルフチェック
下記は生活習慣・血管セルフチェック項目です。クリックするとチェックが入りますので、いくつ当てはまるか確認してみましょう。
6つ以上該当する方 ― 危険な状態です。既に小さい梗塞や血管の狭窄が起こっている可能性があります。早めの検査で血管の状態を知ることをおすすめします。
3つ以上該当する方 ― 動脈硬化のリスクがあります。 生活習慣の見直しで改善可能ですが、1度検査で血管の 状態を確認することをおすすめします。
該当が2つ以下の方 ― 動脈硬化のリスクは少ない状態です。健診や人間ドックを定期的に受診し、健康に心がけましょう。
LOX-index検査に関する注意点
※妊娠中や、産後6カ月以内の方、風邪をひかれている方は検査結果へ影響する場合があります。
※関節リウマチの方では検査数値が高く出ることがあります。
※血栓塞栓症や高脂血症の治療薬を服薬されていると検査値が低くでる傾向があります。
- 脳梗塞・心筋梗塞発症リスク検査(Lox-index)
- 18,300円(税込)
検査結果について
検査結果は数日でわかりますが結果報告書作成までに2週間ほどお時間をいただいております。
2週間以降に来院していただければ成績表をお渡しいたします。
検査結果の説明をご希望の方は医師が対応し、療養指導や健康相談にも応じますのでお申し出ください。検査結果の郵送をご希望の方はあらかじめお申し出ください。
最善なアフターケア
検査結果で異常所見が認められた場合は、さらに精査の上、速やかに適切な治療を開始し、入院治療が必要な場合は、病状に適した病院を紹介いたします。
「受診歴」も保存
松澤クリニックでは、大切な各人のデータをコンピューター管理しますので、経時的な推移が容易に把握できます。
2回目以降の受診時には、前回・前々回等のデータと比較しながら、より的確な『現在の健康状態』をお伝えいたします。