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 健康な状態から、徐々に生活習慣病に至る過程で見られる危険因子が肥満・高血糖・高血圧・高脂血症です。特に肥満は、高血圧・糖尿病・高脂血症を引き起こし、心筋梗塞や脳卒中の根本原因となります。4つの症状が重複すると、健康な人に比べて生活習慣病で死に至る危険性が非常に高まるといわれます。
 一見太っていないようにみえても,体脂肪率が標準より高い人や、おなかの中の内臓のまわりに脂肪が蓄積される内臓脂肪型肥満の人がいます。そして、腹腔内に脂肪が貯まる「内臓脂肪型肥満」が最も危険であることが最近の研究で明らかになってきました。よく耳にする「隠れ肥満」も、この内臓脂肪蓄積型の肥満に含まれます。
 なぜ内臓脂肪が問題なのかというと内臓に脂肪がたまると、糖や脂肪が代謝されにくくなり、糖尿病や心筋梗塞、脳梗塞などが起きやすくなるからです。
 内臓脂肪蓄積を原因として、肥満症、糖尿病、高血圧、高脂血症などの病気が引き起こされた状態を「メタボリックシンドローム」と呼び、健康不安が多くなるため恐れられています。
 こうしたことから、内臓脂肪の測定は、肥満症の管理や治療だけにとどまらず、動脈硬化性疾患の予防や治療にも極めて重要なため、近年内臓脂肪測定への関心が高まっています。

 日本肥満学会では、次のどちらかにあてはまると治療を要する「肥満症」としています。
 
 (1)BMI25以上で、肥満が原因の健康障害がある。 
 (2)内臓脂肪が100平方cm以上ある。
 
 
 肥満があると以下の病気になりやすくなるので注意が必要です。
 
  (1) 2型糖尿病・耐糖能障害  (2) 脂質代謝異常  (3) 高血圧症   (4) 高尿酸血症・痛風    (5) 冠動脈疾患・心筋梗塞・狭心症  (6) 脳梗塞:脳血栓・一過性脳虚血発作  (7) 睡眠時無呼吸症候群   (8) 脂肪肝   (9)月経異常  (10) 変形性関節症・脊椎症

 内臓(腹腔内)脂肪量の計測方法としては、これまで身体計測法やインピーダンス法等の各種計測法が考案されて来ましたが、こうした方法では内臓脂肪量の正確な計測は困難なことが明らかになってきました。 現在、X線CTを使用したCT画像解析による脂肪分布計測方法がもっとも正確で誤差が少ない方法と考えられています。
 臍レベルのCTスキャン断面像から高精度な計測を行い、脂肪組織の面積を計測する方法です。当院では専用の内臓脂肪計測ソフトウエアを採用し、内臓脂肪面積、皮下脂肪面積など、領域ごとに自動計測し内臓脂肪の高精度な判定を行います。


 

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